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今更ながら世界選手権のレポート [日記とか]

さて、どんだけ放置してたかアレですけど、そろそろまたアレしていきますかね。なんか一番最新の記事見たら、シャルルドゴール空港からの更新じゃないですか。3ヶ月半ぐらい?まーどんだけほったらかしなんだか。

ということで、まずはスペインのレポートでもアレしますね。社内の人たちにはレポートを書いてアレしたので、そのアレでもアップしますわ。

てことで、どうぞ。



***

今回の世界選手権は日本トライアスロン連合(JTU)のオフィシャルツアーでの参加。ツアー会社はHIS。ちなみに昨年のオフィシャルツアーは近畿日本ツーリストだったが、直前での交通手段やスケジュールの変更で、ツアーで参加した皆さんはひどい目にあったと聞いていた(私は個人手配での参加) 。今年は昨年の教訓で、ツアー会社を変更したのだろうと少し安心していたのだが、昨年と同様に直前で交通手段とスケジュールの変更。変更前でも十分タイトだったスケジュールが、さらにタイトなスケジュールになってしまった。本来であれば出発日当日に飛行機で大会がある町へ直接入れるはずが、マドリッドで一泊し、大会前日の昼過ぎにやっと到着。そこからホテルのチェックイン、選手登録、バイクの組み立て、バイクやラン用具のチェックインなどなど、ご飯を落ち着いて食べる暇もないようなスケジュールになってしまった。全ての準備を終え、寝る準備が整ったのは0時を少し回った頃。朝は4時半起き。

ちなみに、オフィシャルツアーとはいえ、期間中ずっとガイドが付いているわけではない。ガイドは、初日のマドリッドの空港~ホテルまでの移動、翌日のホテル~マドリッドの駅の移動、最終日のビトリアのホテル~マドリッドの空港でのチェックインのみ。その他はほったらかし。しかも、現地のガイドさんはトライアスロンツアーのガイドは初めてらしく、空港のチェックインに約3時間も費やしたり、自転車を預けるのに200ユーロも払ったのに、荷物を載せるトラックまで自分たちで運ばされたりと、至られない尽くされない(?)だった。ちなみに、HISはJTUのオフィシャルスポンサー。こんなところにも大人の事情が・・・?

そしてもう一つつらかったのが寒さ。飛行機、ホテル、バス、電車、現地の気候、全てが寒い!!現地の気候は仕方ないにしろ、全ての交通手段と施設の設定温度が非常に低い!!大阪の猛暑に体が慣れていたため、あの寒さは拷問のよう。節電って何?という感じ。ちなみに、現地の最高気温は20℃~25℃。朝夜は一桁ぐらいまで気温が下がる。日陰で風が吹くととても肌寒く、日本だと10月頃の気候のようだった。それなのにあの冷房の設定温度はおかしい!欧米人恐るべし。

いよいよ、というか、あっという間に大会当日。4時半に起床し、朝食を摂る。日本代表ユニフォーム、皆様からいただいた国旗を持ち、いよいよ戦闘モードへ。6時にスイム会場へ向かうバスへ乗り、まだ真っ暗な外の景色を見ながら移動。途中、雨が降り始める。悪コンディションに慣れている私には有利になるのでは?いやいや、スペインまで来たんだから、やっぱりいい天気の中を走りたい!などと考えているとあっという間に会場に到着。バイクの最終チェック、補給食のセッティング、着替えなどを行い、後はスタートを待つのみ!!

8時半、いよいよスタートの時。雨は止んだ。エリート選手や若い年代のスタートを見守り、いよいよ自分たちのスタートの順番が回ってきた。スイムが苦手な私にとっては一番の難関。しかも今回はレースはもちろんのこと、練習でも泳ぎ切ったことのない4kmという長い距離。会場は海ではなく湖。海に比べると浮力が少ないので、それも不安材料。しかし条件は全員同じ。言い訳にはならない。水温は会場のアナウンスでは20℃ぐらいとのこと。予想していたほど低くない。そして8時45分、ついに、「ITUロングディスタンストライアスロン世界選手権inスペイン」のスタート!!

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スタート位置まで移動しているところ。

スタートのホーンとともに、一斉に湖に飛び込む!スイムは苦手な私だが、かといって後ろの方からスタートするのは最初から負けを認めている気がするため、いつも前列に位置する。そのため、毎回バトルに巻き込まれる。案の定、今回も叩かれたり乗られたり顔面をひじ打ちされたり、ひどい目にあった。さらに、100mほど泳ぐと水草エリアがあり、そこで水草まみれになり軽くパニック。なんとか水草を振りほどき、再び落ち着いて泳ぎ始める。スタートはまずまず順調だ。

コースは1周4kmのコースを反時計回り。いきなり1500mの直線。やはり周りの他の選手は速い。あっという間に差が開いて行く。さらに、5分後にスタートした40歳代の選手のグループにも追いつかれ抜かれていく。しかし焦らない。苦手なスイムで焦らずマイペースで泳ぎ、バイクでごぼう抜きにするいつもの展開を狙う。そうこうしているうちにあっという間に1500mm。時計を見ると30分を切っている。スイムが1500mのレースのベストが31分なので、かなりいいペースで泳げている。一つ目のコーナーを曲がり次は700mの直線。しかし、この辺から雲行きが怪しくなってくる。まずは、コース上の目印となるブイ。このブイの間隔がかなり遠くて見づらい。そのため右に行ったり左に行ったり、時には立ち泳ぎでブイを確認するなど、無駄な体力を使ってしまった。さらに、ブイの色は青なのだが、私の後ろから追い越して行った40歳代の選手のスイムキャップが同じ青(30歳代は黒)のため、ブイなのかスイムキャップなのかかなり紛らわしく、これまた右往左往してしまう。三つ目のコーナーを曲がり残り1500mとなった辺りからは、水温のせいか身体が冷えてきて、どんどん身体が動かなくなっていった。水を大量に飲んでいるためトイレにも行きたい。残りの1500mはトイレを我慢して震えながら必死に泳ぐことになった。

スイムの際に着るウェットスーツには大きく別けて2種類ある。水温が低い際などに着る長袖タイプのものと、水温が高い場合などに着るノースリーブタイプのもの。私はノースリーブタイプのウェットスーツしか持っておらず、そのため、身体が冷えてしまったのかもしれない。ちなみに、寒さに強いと思われる欧米人ですら長袖タイプのウェットスーツを使用していた。ウェットスーツは一着約3~4万円。市民アスリートにはなかなか厳しい出費。そんなアレはないので、寒くても我慢!(涙)

そんなこんなで、なんとか苦手のスイム4km終了。自分の時計では1時間30分ほど。自分の実力としてはそんなに悪くはない。次はいよいよ得意パートのバイク。スイムの遅れを挽回すべく、急いでトランジットへ!しかしここで驚きの光景が。先にスタートしたエリートはもちろんのこと、20歳代、一緒にスタートした30歳代のバイクが一台もない!さらに後にスタートしたはずの40歳台のバイクもほとんどない。これはヤバイ。

  結果:1時間27分57秒
  順位:87位/88人中(30-34歳代)


まさかのブービーメーカー。しかしスイムで遅れるのはいつものこと。次のバイクで挽回する予定なので問題ない。焦りながらもなんとかトランジション(スイム→バイクへの乗り換え)を終え、バイクのスタート地点へ向かう。急に地上へ上がったのと耳に入った水のせいか頭がボーっとする。また、寒さのため震えが止まらない。フラフラになりながらもなんとかバイクスタート!

バイクコースは、湖の周りを大きく周回する約65kmのコースを2周。2周目の約110km地点から、ランコース及びフィニッシュエリアがあるビトリアの市街地へ入る120kmのコース。コースの両脇は牧場や草原で、ぽつぽつと住宅がある程度。去年のラスベガスのような大きなアップダウンもない。向かい風が少し気になるものの、非常に走りやすいコースだ。

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得意パートのバイクのはずだが。

バイクは得意パート。いつものレースでは、スイムの遅れをバイクで大幅に挽回するという展開。今回もいつもと同じようにバイクでの挽回を狙い、最初からガンガン漕ぐ。つもりだったのだが、脚が非常に重く、全く思うように動かない。淡水で浮力が海水より低いため、無意識に脚に力が入っていたから?身体が冷えてしまっているから?とはいえ、そのうち回復するだろうと思い、頑張って漕ぎ続けるも全く調子が上がってこない。いつもトレーニングを行っている淡路島で例えると、120km漕いだ後ぐらいの脚の重さ。1周目の最初こそは前の選手を順調にパスできたが、1周目の中盤以降からはまったく前の選手に追い付けなくなってきた。

2周目に入ると、逆に後ろからどんどん追い抜かれてしまい、日本人選手にも何人か抜かれてしまった。いつもならそんなに気にならない程度の向かい風もものすごくきつい。大好物なはずの上り坂も全然ダメ。最初から最後までひたすら我慢の走り。こんなにつらいバイクは始めてだった。

残り約10kmとなり、周回コースをはずれてビトリア市街へ向かう。街中に近づくにつれ観客も増え、テンションも上がり最後のラストスパート。やっとの思いでトランジション(バイク→ラン)へ到着。

  結果:3時間33分02秒
  順位:71位/86人中(30-34歳代)
  ※バイクで2名が棄権


得意なはずのバイクでこの順位。スイムの遅れを全く挽回できていない。この結果にはかなりショックだったが、バイクで走れなかった分、ランに力が残っていていつもより走れるのでは?そんな期待を抱き、ランで挽回すべく、いよいよ最後のパートのランへ突入!

トランジションを終え、いよいよ最後のパートのランへ突入。バイクでは脚がかなり重く全く動いてくれなかったが、ランの走り始めは思ったより悪くない。やはり、バイクで追い込めなかった分、ランで発揮する力が残っているのか!?

ランコースはビトリアの中心部を通る1周7.5kmのコースを4周回。アップダウンもなく、ほぼフラットで走りやすいコースだ。中心部を通るだけあって沿道の応援もかなり多く、特に、フィニッシュゲートがあるメインスタンドは、これぞまさしく世界選手権の舞台!というように、スタンド席や大型スクリーンが設けられ、たくさんの観客で埋まっている。スタートしてすぐこのメインスタンドの前を通るのだが、あまりの観客の多さに驚いてしまうと同時に、一気にテンションが上がってしまった。

さらに嬉しいのが、ユニフォーム(姓)やゼッケン(名)に名前が入っているため、それを見て名前を呼んで応援してくれること。名前を呼んでくれたり、「ジャポーン!」、「アリガトゥ!」「チョットマッテクダサーイ」などの片言の日本語も聞こえてくる。その声援に応えて、目を合わせて「ありがとう」のサインを返すと、さらに興奮してさらに大きな声援を返してくれる。柵から身を乗り出して応援してくれる人、柵をバンバン叩きながら応援してくれる人、バルのオープン席でワイングラス両手(!)に応援してくれる人など様々だ。さすが情熱の国・スペイン、熱い!!

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メインスタンド前。テンション上がってます。

1周目は沿道の応援と上がってしまったテンションも手伝って、かなりいいペースで走れた。2周目も若干ペースは落ちたものの、まだまだいいペース。しかし、3周目に入ったあたりから雲行きが怪しくなる。だんだんと重くなってきた脚に加え、腰に痛みが出始める。ペースもどんどんと落ちてきた。それでも沿道の声援に励まされ、なんとか最終周の4周目に突入。足腰はかなり重く、思ったように前に進めない。日本人選手や50歳代や60歳代の選手にも軽くかわされてしまい非常に悔しかったが、ついていくことすらもできない。途中、棄権することも考えたが、日本で応援していただいている皆様のことを思い浮かべると、絶対に棄権はできないと思い、少しずつだがゆっくり一歩ずつ前へと進む。

そして、ついにメインスタンドへ帰ってきた。3周目から持って走っていたため、汗が浸みこんでしまった皆様に寄せ書きしていただいた日の丸を掲げると、会場のMCやスタンドからの声援がひときわ大きくなる。長くつらかったレースだったが、ついに、感動のフィニッシュ!!

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  結果:2時間47分34秒
  順位:77位/86人中(30-34歳代)


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ゴールの瞬間はMCに「HIROSHI MUNEHIRA from JAPAN!! ARIGATO!!!」とコールしてもらった。甘い期待を抱いたランだったが、現実は厳しくやはり思い通りの走りはできなかった。

そんなこんなで、なんとか無事フィニッシュ。総合結果は以下の通り。

  総合結果:7時間53分24秒
  総合順位:80位/86人中(30-34歳代)


ご覧の通り、最低な結果となった。スイムはもちろんのこと、得意なはずのバイクも、なんとか踏ん張れるランも全くダメ。おまけに、フィニッシュ後に座ってしばらく休んだ後、立とうとすると腰に痛みを感じてまっすぐ立ちあがれない。ここにきてまさかのギックリ腰。ランの途中から痛かった腰はこれだったのか。スタートからフィニッシュ後まで全くいいところなし。あまりの不甲斐なさに悔しくて泣きそうになったが、ここはぐっと我慢。その後はしばらく大会の余韻に浸り、後片付け、アフターパーティー、そして、寝る間もなく朝3時に現地を出発し、帰国の途に着いた。

全くいいところがなかった今回の世界選手権。それでもなんとか無事に完走できたのは、日本で応援してくれていた皆さんと、沿道から熱い声援を送ってくれた現地の皆さんのおかげだと思う。今回ほど声援が心強く感じた大会は初めてかも。本当にありがとうございました。盛大に送り出してくれた会社の皆さんのご期待に応えることができず、本当に本当に悔しくて、大会直後はあまりの不甲斐なさに少し落ち込んでいたけど、一晩寝たら復活!

ということで、これからもご声援よろしくお願いいたします。

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***

って感じでしたー。長々とアレしていただいてありがとうございます。

次回はその他のスペイン情報と写真をたくさん載せたいと思いますね。まあ次回がいつになるかわからんけども。まあ年内かな。
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コメント 2

緑茶

>一晩寝たら復活!

一晩て!

更新待ってましたぜ。
完走おみごとです。
寄せ書き入れたかったなぁ。次のレースはいつなの?
by 緑茶 (2012-11-16 00:38) 

hiroshi

>緑茶。
一晩ですけど、めちゃくちゃ落ち込みましたよ。

お待たせしてすみません。
なんとか完走しました。
今度持って行くんで寄せ書きしてください。
で、住所どこですか?

次は、早くて来年4月の宮古島ですよー!
by hiroshi (2012-11-16 23:19) 

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